毎日を小さく切り取る

ノスタルジックな写真と、看護の話

癒しの姿

万治の石仏@下諏訪 駐車場に車を止めて、歩いていむかいます。 紅葉と赤い橋のコントラストがきれい。 強い雨降りの中。 人がいなかったものだから、じっくりゆっくり眺めました。 厳しい修行を修行してるみたい。 また、ゆっくりと伺います。 雨だったけれ…

「私は燃えている」

余命を宣告されると、人は燃えるのだろうか。 彼の肺がんは、膵臓へ、肝臓へ転移しており、もうあまり長くないとようだ。しかし、「今こうして皆さんと会えていることが幸せですし、前は胃がんを乗り越えたのだから、もう悔いのないように生ききりたい」と彼…

「今年の七夕でな、娘に会えますようにって書いたんだよ」

「今年の七夕でな、娘に会えますようにって書いたんだよ」。朝、松屋で彼はこう話してくれた。 釜ヶ崎に来て、もう5日。炊き出しや夜回り、いろんな人と会って、いろんな人がいることを知った。そのうちの一人、Aさん。「バカでアホな奴です」が自己紹介のセ…

「えっとなぁ〜、こっちやと思うで」

おっちゃんに道を尋ねると親切に答えてくれるも、その先には目的地はなかった。 動物園前から今池へ、歩いてドヤへ。暗いしiPadだし、なんとなく目立つと思ったので、人に尋ねて今池を目指すことにした。単純な道のりなのに、いろんな方向へ歩いては歩いた。…

「行ってきます」

1週間をかけて大阪へ行く。プランは半分未定。 名古屋に妹を迎えに行くついでにそこで降ろしてもらい、自分だけ大阪へ行く。両親と妹に見送られた。 いままで、旅の始まりといえばいつも空っぽの部屋が送り出してくれていた。不安な気持ちを部屋に向かって「…

わたら のライブ

ある市の図書館でたまたま見つけたフライヤー。最後の一枚。多民族芸能楽団わたら。 私はまるで風になったようだった。大地の呼吸を感じて、さらなる場所へと吹きつ吹かれつ。その身軽さは、心の赴くままをゆるされたよう。 少しお話した方に図書館でのこと…