小さく切り取る毎日

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准看護学生キロク〜注射〜

准看護学校の通い始めて10ヶ月目。ようやく注射演習が始まった。

介護職を経験している自分にとっては、リネン交換、清拭などの清潔援助、排泄援助、排泄援助、食事援助などなどは、すでに現場で学ばせてもらっているものであった。たしかに、改めて勉強していくことによるさらなる理解、手技の習得、看護の視点を得ることはできたような気がしているけれど(それが学校の目的ですからねー)、あまり新鮮味がなかったというのが率直な感想。

 

しかーし、

ついにきた注射演習。

学校に入学後の健康診断、覚悟を決め、初めて自分が採血されている現場をまじまじと凝視したレベルの血、針が苦手な自分にも、ついにこの時がやってきたのである。

 

そして演習は、どうするのか。

学生同士、生身の腕に刺し合うのだろうか…、自分の学校はNOである。

ではどうするのか。私は人形か何かを使うのかなと思っていたが、使用したものは腕に巻くタイプの「採血静注練習キット」なるものであった。(Googleで画像検索すればいろんな種類が出てくるよ)

 二本(細・太)の血管を模したチューブがフヨフヨした皮膚様スポンジの下を通っており、そこを流れる水(血液という程)を、針を刺して抜くわけである。

 

感想としては、意外と難しかった。 注射器の持ち方は慣れないし、駆血帯も意外と強く結ぶのはコツがいる。先に駆血帯外して針抜いちゃったりしてね。教員も、「何度もやって身につけていくしかない」と言う。

 

でも、それより印象に残っていたのは、誰でも尖端恐怖症のポテンシャルを持っているのではないかということである。患者役として腕に練習用セットを巻きつける。もちろん、硬いプラスチックで練習セットを針が貫通するなんてことはないよう作られているのであるが、ひとたび患者役になってみると針を刺されるのが怖い怖い。まぁ、針を刺した後「あれ、水が引けないよ」と言ってぐりぐりしたり、「ちょっと待っても一回」と何度もぷすぷす刺してみたりと、そんな状況下だったからかしらね。

とにかく練習でも患者の心境の擬似体験ができたので良かったということにする。