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小さく切り取る毎日

介護の仕事のことや准看護学校の生活のこと、旅、気になったことなど

「僕の新聞がどこかで迷っていると思うんだが…」

 「僕の新聞がどこかで迷ってると思うんだが…」。今朝、笑顔でそう訊ねてきたあるおじいちゃん。どうやら新聞が自分の席に置いていなかったからのようだ。

 新聞を読むことから始まる彼の生活は、ゆっくりとすすむ。疲れては部屋で休み、話したいときにリビングへ。たまに体操もしながら、健康も意識。しかめっ面でも、話し始めると垂れる目尻。素敵なおじいちゃんだ。
  「新聞に迷うの動詞とは、座布団一枚」、思わず心の中でつぶやく。新聞に心を見出すなんて、いいなぁ。彼の良さをまた一つ見つけた朝のできごと。