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小さく切り取る毎日

介護の仕事のことや准看護学校の生活のこと、旅、気になったことなど

仕事

介護職の第一印象

私は、大学生の時に介護のアルバイトを始めて以来、現在に至るまで高齢者介護の現場に関わり続けている。 大学時代はアルバイトで認知症グループホーム、特別養護老人ホームにて働かせてもらった。 グループホームでは主に夜勤、特養では早番と遅番がメイン…

流れに乗らないしんどさ

理解していても、社会の流れに乗らない生活は疲れが溜まるものである。 年末年始はずっと仕事だった。介護職あるあるだ。お金も欲しい、特に共に過ごす人もいない。いくら世間は正月だといっても、私はいつもと変わらない日常を選んだ。 時々、テレビを片目…

「写真を撮ってくれるのかね、…こんな老いぼれ婆ちゃんでよければ」

「自分なんか、こんな老いぼれ婆ちゃんなんか…」それが口癖のあるおばあちゃん。 今日は、クリスマスカード用の写真を撮らせてもらった。 何十人もの子供を取り上げてきたその手と眼差しからは、彼女の生き様を知ることができる。表情ももちろんそうだ。普段…

思いが話せるトイレの中

「私はね、いろいろ自分でやれって言われるでしょう。しかも怒ったような口調で言うからね、だから自分で少しはやろうとするんだよ。でもやったらやったで『ちがう!』って言われるんだよ。そう言われるとやりたくても、ほら、お世話になっているからね、で…

初雪の朝

雪は嫌いだ。なぜ嫌かって、交通障害を引き起こすからだ。 昼ごろまで降り続いた雪は、今年の初雪だった。現実と向き合わさせられる。これからの数ヶ月が思いやられる。 早起きにゆっくり運転、疲労とイライラを蓄積しながら職場に着く。テラスの窓の近くに…

運と命の朝

電話一本で突然空気が変わる。入院。急いで準備をし、彼女を送り出した。 いつもスタッフを気遣い、笑顔を絶やさない。彼女の紡ぐ言葉は、優しくて、あたたかい。旦那さんに車椅子を押されて陽のあたる方へ。佇む姿は誰もが憧れる夫婦のかたち。 しかし、1ヶ…

気力で持たせる1週間

全部暑さのせいだ。どうにも体がついていかないのだ。膝が痛い、苦しい、倦怠感。25歳まであと1ヶ月、のカウントダウンが始まろうとしている。歳のせいなのか。 朝5時起に起き、昼まで仕事、昼から夕方まで学校、夜勉強。食事洗濯は親に甘えている。しかし毎…

「僕の新聞がどこかで迷っていると思うんだが…」

「僕の新聞がどこかで迷ってると思うんだが…」。今朝、笑顔でそう訊ねてきたあるおじいちゃん。どうやら新聞が自分の席に置いていなかったからのようだ。 新聞を読むことから始まる彼の生活は、ゆっくりとすすむ。疲れては部屋で休み、話したいときにリビン…

“ももた”ってなにか知ってる?

とある日、夜勤明けの朝。 その日の朝食は稀に見るヒット食(おいしい)だったのだろう。みんな早く食べ終わってしまい、朝の申し送りまでにいつもより時間ができた。 ただお喋りしてても眠くなってくるだけ。 なのでiPad のお絵かきアプリを使い、「わたしが…

誰のための私たちか

老人ホームあるある ・看護師と介護士がうまくいかない 朝の出来事は特別ひどかった。 特定の介護士の1人しかいない看護師に対するあたりである。 「夜勤もやってないんだし、何にもわかっとらんのにあんたなんかの言ってること聞いたってしょうがない!仕事…

ゆうやけこやけで日が暮れて

私の地元では、18:00に防災無線で「ゆうやけこやけ」が流れる。 ゆうやけこやけは、私の思い入れのある童謡の一つである。 「ゆうやけこやけ」、この歌は学生時代に四年間住んでいた八王子は恩方が舞台である。JR八王子駅を発着音でもある(あぁ懐かしい)。…